ガラスも来たし、ノズルのつまりも取れたし、仮に詰まっても掃除するメンテナンス道具も確保したし、替えのノズルもアリエクから到着したしで準備万端。これで、第一層目さえ造形できない、ABSさまをプリントしてみました。まずは、とりあえず、小物をテストプリント。
おお、いけるイケル。ABS制覇したね!(と、安易に構えていましたが、このあとABSさまの仕打ちにあったわけですが)
水平さえなんとかすれば、ベットの温度100度ほどで反りません。(小物はね、、、)マスキングテープにいい感じにくっつき第一層目がプリントアウトできました。小さなテストプリントたち(だから)も、ちゃんと形になっています。
この調子で、Z-Brace(棒ネジなどでゆれを押さえる増強パーツ)をプリントアウトしていくことに。
密度50%にしているので、こんな小物でも3時間くらいはかかります。うまくプリントできているようですが、良く見ると、、、、、、、、、、
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さらに、アップして出来上がったものをじろじろ見てみると、、、、
マスキングテープがガラス面からはがれて少し反っています。中断あたりにも積層の乱れが、、、、
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がっくし、、、、
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うーん、やっぱり結構むずかしいですね。ベットの温度を110度まで上げて次いってみましょう。
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プリント中!
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待つこと、5時間ほど
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がっくし ^ 2
めげずに、その後も、続きをプリントしてみますが、どうにも反りまくってしまいます。これが、ABS の難しいところですか、、、、
この細長い棒みたいなので、心が折れました。あきらめて、PLAでプリントしました。ABSさま、ナメてかかってごめんなさい。ちゃんと修行してきます。
そして、これが今週の成果です。たったこれだけのパーツも失敗を含めて、20時間以上かかっています。成功する条件さえ整えば、一気にプリントして放置すればいいわけですが、まだそうもいかず、1こか、1個くらい少しづつプリントしているわけでして。
それに比べて、PLAは、綺麗に形になってくれますね。ベット温度60度で、余裕です。この写真だと赤いのと、白いのがPLAで、黒いのがABSさまです。この時点でかなりABSさまが嫌いになりました。が、まだ1kg の ABS が3リール分あるんですよね。オフホワイトと、青と。
ABSさまの黒いパーツも、小物である、黒いネジキャップみたいなのは機能しそうです。角にはめるパーツは床面が少し反ってしまっていますが、まぁなんとか用は足すでしょう。前面の床面にくる白い部分はPLAです。ABSさまと比べるとなんて扱いやすい奴なんでしょう。それに比べて、ABSさまは、じゃじゃ馬です。
今日は遅いので、アリエクから届いた品で次の構想を固め、明日あたりに棒ネジをカットして組み込んでいくつもりです。このパーツをプリントしているときも、かなり筐体が揺れるんですよね。Wanhao は鉄のフレームで出来ているんですが、それでもやっぱり揺れちゃいます。増強することで、揺れも少しはマシになるかもです。
ほんとに、まぁ、今週はABSさまとの戦いでした。月曜から始まり、木曜まで、金曜日(本日)は、じゃじゃ馬 ABS さまを制覇すべく作戦練りです。
いつか完全制覇してみたいですね。課題は、いかに、そらせず、床面に張り付かせて最後まで積み上げるかです。マスキングテープは端がピンポイントにマスキングテープのつなぎ目に来るときがあり、そこが盲点でした。
となると、ガラスに直接プリントか、カプトンテープか、ヘアスプレーか、などですが。箱で囲って、気温を上げておくというのもありかもしれません。それか第一層目が無事にいけたら、アロンアルファか何かで、床にくっ付けておきますか?
あるいは、プリントした後のABSさま自体をドライヤーで暖めておくのもありかもです。逆に、冷えひえにするのもありですかね? うーん、良くわかりません。が、何か策はあるはず。小さなものはOKで、大きなものに反りが発生するのは、熱の収縮度がパーツの中央と、端とで違うから反るわけでありまして、、、そんなことはわかっていますがね。先輩がたのブログを散歩して、コツを収集することにします。
どなたか、通りがかりのお方、そうあなたです。こんな最後まで読んで頂ありがとうございます。今すぐ、コメント欄へおこしください。どうかこんな、ペイペイに、救いの手をお願いいたします。
続く(はず)