iMacG5兄弟参上!

さぁさぁ、本日も解体しますよ!iMacG4が好きな人は、その次にリリースされたG5なiMacもどうしても興味がわいてしまうわけで~。そこのあなた、オクでついつい、ウォッチリストになんかぽちってないですかぁ~?
実は、このG5筐体は良く壊れるので有名で、iMacG4よりも安値でジャンクは買えちゃったりするんですよぉね。

IMGP8457
っなことは、わかってるっ、早くバラせと? まぁまぁ、あわてないで。
で、どこが良く壊れるかっていうと、

  • 電源
  • モニタ不良(縦線が出たりとか、ブロックノイズが出たりとか)
  • ロジックボードのグラフィック
  • ロジックボード自体

このあたりが筆頭で、ある大学のiMacなんかは、驚愕の壊れ値をたたき出しています。(興味があるひとは、ググればでてきますので、ここでは控えますが)

なので、出てくるジャンクな品が多い事。1000円~2000円でGETして、送料の方が高くなっちゃうパターンです。

IMGP8460 
さて、届いたブツをチェック。といっても、電源がないやつなのでとりあえずは、外観チェックのみ。なかなか綺麗ですね。電源、HDD、DVDドライブ、メモリが無い割には重い感じ。

 

さぁ、2台あるのでまずは型番チェックしてBT/AMっていうのがついてるやつから。BTはぶるーとぉ~すですかね、AMはなんでしょ?ま、い~や、ばらしてるうちにわかるはず。これをAあにきMまっく と略してみることに。えっ?

IMGP8462

G5のバラし方は、いろんなページで紹介されてるので、省略。ネジを見つけては回す。

IMGP8464

DVDドライブ、HDD,メモリ、電源がないのね。

IMGP8465

マジかで見ると、いろんなことがわかるね。まず電源スイッチは、なるほとこういう仕組みなのか~で関心。ついで、エアフローとCPUクーラフィンに工夫が見られます。

 

 

IMGP8467

ウラブタとPINがひっこむタイプの接点があって、これが電源スイッチ。

IMGP8469

 

エアフローは下から空気を入れて、上に排出。ファンも横型の特殊な形状。

IMGP8471

CPUクーラはヒラペッタイたいぷので、G5のカバーがついてる、おもわずひっぺがし。

IMGP8472

このロジックボードの裏側は銅版みたいな放熱板に密着。両サイドから放熱してるみたいですね。

IMGP8480

 

ロジックボードをひっぺがすために、ぶる~とぉ~すのアンテナ線を抜く。

IMGP8476

 

マザーの止めている隅っこのネジは磁石タイプのドライバが便利。愛用のドライバー。

IMGP8477

 

インバータ。マザーに6PINで電源と調節をしているみたい。★未解析。

IMGP8479

IMGP8504
インバータがつながっているロジックボードの部分。

IMGP8505

 

ロジックボードをひっぺがすと、シャーシにたわみ防止の座金が。

IMGP8481

さらに、シャーシをひっぺがし、液晶パネルまで進入。

IMGP8485

このシャーシ、良くできていて、ネジを回すと止め金具がスライドしてとまる仕組み。

IMGP8486

このシャーシはすてちゃだめですね。

ちびっこスピーカ。

IMGP8488

 

 

やっと液晶パネル背面にたどり着きました。

IMGP8489

映像信号は、こんなコネクタ。

IMGP8493

 

シールドを隅っこをカッターで開腹。型番を見る。

IMGP8495

IMGP8496

LMM5212045655 QD17TT02 REV:01
QUANTA DISPLAY INC(LK01)
RATING:3.3V 1100mA
後でSPECシートあるか調べてみよう。

 

 

IMGP8497

映像信号は、こんな感じ。30PIN

IMGP8500

 

IMGP8507

マザー側の基盤形状のコネクタをバラす。基盤にハンダ付けみたいですね。

IMGP8509

IMGP8511

1つ謎のチップがHDDのマウンタについてた。
こえは何?温度センサーか何かですかね?

IMGP8470

以上、AMあにきまっく のバラシ終了。どんな素材に変化するのか。いろいろ考えてみることにします。

Woo W17-LC50 17V型ワイド液晶テレビ

W17-LC50 [17インチ]HITACHI Woo W17-LC50 17V型ワイド液晶テレビ

アナログなTVですが、発売日:2003年 6月10日 で今から8年前のちょっと古めな液晶TVなんです。実はこれ、当時結構高くて、手が出ませんでした。が、しか~し、8年の歳月をかけて、こなれた中古相場になっていました。
価格コムのリンク http://kakaku.com/item/20411010007/
日立の公式リンク http://av.hitachi.co.jp/tv/lcd/index.html

この子は、何がエラいかっていうと、液晶パネル。その名も「アドバンスドスーパーピュアカラー液晶」。IPSパネルなんですが、最上級の日立ディスプレイズの技術の結晶ともいえる、AS-IPS(Advanced Super IPS)を使ってるんですよ!8年経過した今も、やっぱり綺麗で、これに地デジちゅ~なでも埋め込めば、まだまだ現役機種。ざっくりと計算してもTV代込みで1万円で地デジTVになっちゃうなら、と
ついついぽちってしまい、無事GET!

稼動検査のあと、ばら~し。

あちこちのネジをはずし、パネル型番が見えるところまで解体。どうやら、まだ工場でてから、だれにもばらされていないようで、8年ごしに、まる裸にされたようです。
IMGP8427
もう、これでもかっていうくらいシールド対策されていました。さすが日本製というところですかね。

で、気になるパネルは、これ。1,280 x 768 なやつで、

IMGP8428
メードインジャパンですよ。TX42D11VC0EAB 3053H 01081 ググってもなんにもでません、、、仕様書みたかったのにね。ま、いいや。

パネルから制御ボードへ行く信号線には、しっかりと網掛けアースしてありました。
IMGP8432
とにかく、これでもかっていうくらいシールド対策が各所に。

制御ボードは両面プリント基板で、結構大きい。
IMGP8430
RGBのD-SUB信号が入る部分には全体にアルミでシールドしてあります。

インバータは4発駆動のようですね。

IMGP8429
※ピンボケでごみん。

前面パネルは、こんな感じ。スピーカがかわいいですね。
IMGP8431

電源は19Vのでっかいアダプター。3.95A。

IMGP8435

まだまだ使えるモニタですから、カスタムしていろいろ遊んでみましょう。とりあえずは、素材紹介でした。