夏休み工作第二段 Arduino 単体でPong

以前、テニスゲームがArduino 単体でVGA 出力して遊んでいるビデオをYouTubeで見ました。

なつかしのテニスゲーム!

8月23日には、二人用でコードを修正したビデオがアップされているようです。Roberto Melzi さんがブログに遊びに来てくれて、新しいコードとビデオをアップしたよって教えてくれました。arduino フォーラムはこちら

 

ありがとう、Roberto さん

  [youtube https://www.youtube.com/watch?v=hVzA3x4EiT4]

これは、もう作らずにはいられませんよね。早速、コントローラー作りの材料を物色している最中です。

 

作者の作り方を真似てみることに。ビデオのスクリーンショットからどんな材料が必要か検討します。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube

木箱を利用しているようです。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 8

全体の配線はこのようになっているそうです。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 2

コントローラー同士は、USB ケーブルを利用しているようです。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 3

コントローラーAには、Arduino Uno 本体が収められています。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 4

ロータリー式の抵抗とボタンがあればできそうです。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 5

スピーカはコントローラーAの親機側についているようです。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 6

コントローラBとの結線は4線です。

VGA_Pong_on_Arduino_Uno_-_YouTube 7

なるほど、参考になりました。

 

必要なパーツ

1) ロータリー式のポテンションメータ とつまみ ・・・・ x 2個
2) ボタン ・・・・・・・・・・・・・・・・ x 2個
3) コントローラ A と B を結線する 4芯ケーブル&ソケット ・・・1 ~ 2 M 程度
4) 抵抗 1.8K 程度 ・・・・・・・・・・・・ x 2個
5) 収める箱 ・・・・・・・・・・・・・・・ x 2個
6) スピーカ ・・・・・・・・・・・・・・   x 1個

———————————————————
7) VGA メスコネクター ・・・・・・・・・   x 1個
8) 抵抗 68オーム ・・・・・・・・・・・・・ x 2個
9) 抵抗 470オーム ・・・・・・・・・・・・  x 2個
10) Arduino 本体 ・・・・・・・・・・・・   x 1個

とりあえず、1~6あたりの材料を物色。最近は、ロータリー式の抵抗は使わないのであるかどうか?

7~10は、前回のを流用、本体は、Arduino Nano 互換機を使い小型化してみます。5V 電源も内蔵させて、親機とコントローラA + B に分離したほうが遊ぶ時、ポジションの自由度があがりそうです。

 

材料物色中

ジャンク箱から、素材を取り出しました。

ピンク矢印のパーツを使う予定。目玉おやじは頭を押すとスイッチになっていてしゃべります。マクドナルドのおまけのやつです。その横の丸い蓋があるのは携帯灰皿で蓋を開くとLED が点灯していたのでスイッチになるかと。

ラケットは本体ケースにしてpong っぽい雰囲気を出そうかという狙い。電源ユニットは、リチウム+充電ユニットに100円ショップの5V昇圧ユニットを利用。これをラケット形の本体に入れようかという狙い。本体(ラケット)+コントローラA(目玉おやじ) + B(携帯灰皿) という構成になります。

 写真_1

 

可変抵抗のジャンクがありませんでした。見つかったのは、半固定抵抗の以下。かなりレア品な昔のレコードプレーヤーの基盤です。1980年代くらいじゃないかと。20年から30年前の基盤のパーツはまだ大きくて使いやすいです。

 写真 4

この半固定抵抗にグルースティックをつけて、以下のつまみを付ければホイールコントローラになりそう。このつまみは何のか忘れましたが、2つ転がっていたのでちょうどいいやと思いまして。

写真 2

USB のメスジャックはiMac のジャンクマザーボードから引っこ抜きます。

写真 3

 

ケースとコントローラのにするものを迷っていたのですが、しっくり来そうなものが見つかったので工作に入ろうかと。ああでもないこうでもないと、考えながら素材集めに半日かかりました。こういうところがジャンク工作の楽しさです。

 

まずパーツを取り外しにかかります。長くなったので、次回工程にて紹介します。

初めてのIoTデバイス完成

ESP8266 をはじめて見たとき、IoT デバイスを作りたくてゲットしたのでやっと念願かなって出来ました。

ブログは目次がないので見にくいので、道のりをリンクしておきました。こうして改めて道のりを見てみると、最初にデバイスを見たときから4ヶ月経ったんですね。速いものです。あのころは、FDD でプロッター作っていまして素材を物色中に面白そうなデバイスだなと試しに買ったわけでして。こんなに面白いデバイスだったとは露知らず。

目次

続々と素材をゲット 2015/04/18

ESP8266 ESP-12 DoubleBlink 2015/05/08

ESP12単体でwifi connection 2015/05/09

ESP12単体で光センサーアナログ読み 2015/05/09

5V 18650 リチウムバッテリー充電モジュール 2015/05/10

ESP8266 ESP-12 spec 2015/05/11

AM2302温度湿度センサーをArduino Nanoでテスト 2015/06/14

ESP12単体で湿度温度照度のIoTデバイス 2015/06/15

ESP12の配線いろいろ 2015/08/19

Pin半田付け 2015/08/21

リチウムバッテリー駆動でESP-12 2015/08/23

3.3V 固定 DC-DCコンバータを調査 2015/08/23

100円均一の昇圧を使いまわし実装 2015/08/24

 

とにかく、現場合わせで成り行きで作っていったので温度湿度センサーを乗せる場所がありません。うーむ、どうしようかと思案したあげく、ESP12 の上に乗せることにしました。足を延長してPin ジャックに指すように実装。これでI2C デバイスを交換するときも可能ですしね。

b

とりあえず、部品が全部のるかどうか仮置き状態。なんとか載りそうです。

a

ESP12 の下は床下配線。裏面でもよかったのですがどうせ隙間があるのだから有効活用と。プログラムコードも書きかえれるよう、UART の差込口も隙間に納めました。

 

で、全部組み終えて稼動した全体図がこちら。データをアクセスしているときに点灯するLED はフロッピーディスクのアクセスランプでちょっと小ぶりのやつです。下点灯していないのは赤いLEDで、100円均一の車載用12V ステップダウンDC/DC コンバータのジャンクからゲット。こちらも少し小ぶりでちょうど良かったです。

1

リチウム電池を充電しながら稼動も可能です。これがしたかったがために、100円均一のDCDC で5V にしてその後3.3V にするロスが出ています。将来は、これをバックブーストタイプの1セル用に作られたIC を使い3.3V を作りたいです。

2

UART のジャックがあるといいなと思っていたので、そういうのを隙間に作りました。これでコードのデバックや新しいプログラムも利用可能です。

3

苦肉の策で、温度湿度センサーはこのような配置となりました。

4

5V に昇圧した配線がちょっと難ありですが、まぁとりあえずです。

5

 

今回勉強になったこと

・リチウム電池の変動は4.2V から 2.4V まであり、3.3V 出力する場合はバック・ブーストという方式DC-DC コンバートが有利

・バック・ブースト方式は、英名buck–boost converterで日本語では昇降圧コンバータ

・バック・ブーストは、入力が低い場合は昇圧動作、入力が高い場合は降圧動作をする

・専用IC は各社あり最も有名なのは、LinearTechnology 社のTPS63000シリーズか、LTC3xxxシリーズ

・LT社のバックブースト用ICの検索はここが便利

・1セル用の汎用モジュールは、あまりない。見つかったのはストロベリーリナックスさんが作っているもの

・太陽電池からの充電ユニットもこのバックブースト方式を使っているが、そのモジュール化されたものはVinの最小最大が大きいので、1セル用としては向かない

・電源ソースに、18650のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(Lifepo4)を使いたいところだが、電源管理モジュールが3.8V カットするものがない。あるはずだがまだ見つかっていない

・おそらく、リチウム1セルを使った製品にはこれがあるはず。携帯とかスマホとか。今度ばらしてみたい。

 

今回の工作でわかったこと

・ユニバーサル基盤でも頑張れば、このくらいまでは密度が上がる

・IoT デバイスというものがどういうものか体感できた(が、ロガーとの差がピンとこない)

・開発ボードを使って作ったほうが多少大きくなるが、速い(テストなら十分、小型)

・充電式にしてみたが、DeepSleep を活用し単3電池とかでもいいんじゃないの?

・そもそもWifi があるところって電源もあるから5V のUSB に挿せるタイプでいいんじゃないの?

 

今後の課題

・3.3V 生成にバックブースト方式の回路を採用したい

・Deep Sleep の検証

・WiFi がない環境でも採取できるようフラッシュメモリ領域に保存、後にアップロードしたい

3.3V 固定 DC-DCコンバータを調査

さて、昨日の夜中3時くらいから動作させている1個前の IoT デバイスは18時間経過した今もまだ動作しているようです。しばし、電池が切れるまで、調べ物をしてすごすことに。明日も夏休みで、好きなだけ遊べます!
で、電池の出力を3.3V に固定させて、出力500ma くらいが出せるものを調査しました。

まず、一発目に見たものは、テキサス・インスツルメンツのTPS63000を搭載した昇圧・降圧タイプ を使ったモジュール。
ストロベリー・リナックスさんが販売しているものです。

 

Exif_JPEG_PICTURE
リチウムポリマー/乾電池向け昇降圧DC-DC

 

なるほど、こんな便利なものがあるんですね。バック・ブーストという方式のようです。入力が低い場合は昇圧動作、入力が高い場合は降圧動作をするインテリジェントなやつのようです。ただ、ちょっとお高いので、もう少し調べることに。

なんかこのあたりのスイッチングを使って昇圧、降圧させるものは昔i-phone の充電器を作ったときに100円均一のを改造したり、ミンティーブースト(Minty Boost)を作ったりしたときの事を思い出しました。あの時は、知らなかったんですが、ミンティーブーストの作者って、Adafruit Industries(エイダフルート)のCEO のリモア・フリード(Limor Fried)さんだったあのですね。数年のときを経てそんなことを知りました。最初に知ったのは、LadyAdaさん(ハンドルネーム)のブログでした。

 

さて、調査するとおおよそ以下の方法があるようです。

1) スイッチング方式

昇圧降圧タイプのDCDCコンバーターを利用する

IC 種別

テキサス・インスツルメンツ TPS63060
Analog Devices Inc. ADP2503(10pin)
Microchip Technology MCP1252

2) リニア方式

LDO(低ドロップアウト)の3端子レギュレータを使う。

たくさんある。たとえば以下。

AP2112K(5pin)

LD1117AS33TR(4pin)

AMS1117-3.3(4pin)

UA78M33CDCY(4pin)

3) トランス方式

大きくなってしまうので未調査。

1の方式が良いんですが、こういうタイプのものがあるとは知らずまだ未入手です。

2方式だと、3V 以下になったときは無視する方針です。

とりあえず、手持ちにあるものとして、1) のタイプはないので、2 のレギュレータと、何かに使えるかもと買っておいたDC-DC コンバータ。

▼降圧DCDC

Scan 10

これは、10個入りで、1個100円くらいのものですが、今回の用途では入力電圧が高いので、つかえません。

入力電圧: 4.5v-28v
出力電圧: 0.8v-20v
出力電流: 3( max)
変換効率: 96%( 最高)
スイッチング周波数: 1.5mhzの( 最高)、1mhz
サイズ: ※18.6mm x 16.8mm x 4mm

 

AMS1117-3.3 SOT-223

Scan 11 
これは10個パックで、100円くらいのもので、3.3V のレギュレーターです。これもデータシートを見ると、Vin が1.5V 以上必要で4.8V 以上ないとだめなようです。うーん、使えん。

DataSheet
http://www.advanced-monolithic.com/pdf/ds1117.pdf

 

www_advanced-monolithic_com_pdf_ds1117_pdf

 

www_advanced-monolithic_com_pdf_ds1117_pdf 2

 

あとは、これのユニット化されているもの。ブレッドボード用に5V を 3.3V にする用途のやつです。

HK1117AH 3.3

これは、以下のスペックです。入力が高いので、今回の用途では、使えないかと。

Input voltage: DC 4.2 V-10 V
Output: 3.3 V, 800 mA
Uses the HK1117AH 3.3V (AMS1117-3.3) Regulator
Size:8.6mm x 12.33mm

 

3V 以下になったときは、無視するとして、リニア方式でいまのところやるしかありませんね。

今、手持ちにあるものでは用途にあっていないので、どうするかですね。いったん、昇圧してレギュレータで下げるという無駄な作戦もありますが。手持ちでやるとしたらこれしかなさそう。

高すぎる電圧になるときっていうのは、充電している時とフル充電から少し消費するまでの間なので、抵抗とかLEDで電圧を落とすっていうのもありかもです。

さて、テストで動作させているリチウムバッテリー駆動のデバイスも20時間経過してもまだ動作しているようです。電圧と電流のロガーも作りたくなってきますね。これはまた、次回以降の題材として。

ESP12_DHT22_-_ThingSpeak

ちょっと冷房強すぎですね。下げます。

その後3時間後、24時間経過しても、まだ動作しています。何か計算と違ったかしら?リチウム電池からは、テスターで計測すると、まだ3.175v あります。ESP12 の動作電圧は、3.0 – 3.6V なのでまだ動きそうです。そろそろアクセスポイントへの接続が不安定になるはずですが。

1セルようの昇圧降圧モジュールって汎用品ではあまりないようですね。TPS63000のチップ自体は、10個で1600円くらいでゲットできそうなので、自作するかです。ただチップが小さすぎるので、3mm四方 で0.5mmピッチ なので変換基盤も必要。迷いますね。

 

その後、約26時間経過までがんばってデータを投げていたようですが、動作電圧以下になりアクセスポイントに接続できなくなり、コネクションLEDが点滅したままの状態となりました。電池側の電圧をモニタリングしていると、2.8V から急速に落ち始め2.4Vで出力がcut され、LEDの点滅もしなくなりました。ESP12 が動作しなくなった正確な時間は4時59分でその電圧は不明、そこからカット電圧になるまで約30分。この時間の為に、昇圧回路が3.3V を供給できるのはおそらくもっと短時間になるはずです。10分か、15分か。

 

負荷がなくなることにより、電池電圧が復帰し、USBから充電すると、電池からの出力が一度cut 電圧まで放出され、2.405V から充電が始まりました。4:40分から充電開始。充電されて、電池電圧が3V になると確か放出が始まるはず。

5V 18650 リチウムバッテリー充電モジュール

以上から言えることは、3V以下になってもLEDの点滅はしており、クロックは動作していたことになります。アクセスポイントに接続するパワーがなく接続が完了しないだけのように見えました。メモリへの書き込みはまだ試していませんが、もしできるならば、昇圧する回路にも意味が出てきます。

 

現在の10秒間隔で接続するプログラムでは、

・フル充電から24時間~26時間でアクセスポイントに接続できなくなる。今回は26時間経過後付近で接続不能に。

・アクセスポイントに接続できなくなってから、約30分後にカット電圧の2.4V になった。

・USBから給電すると、一度電池からカット電圧まで放出されてから充電が始まった。この挙動は現在の電圧が関係するかもと予想。

・昇圧、降圧ができるバックブーストのDCDCコンバータがほしい。

・電池電圧が4.2V付近のフル充電になっているとき、ESP12 の動作電圧の3.0-3.6V にどうやって降圧するか?

 

というようなことがわかりました。

Tiny RTC DS1307 I2C その2

暑くて、夏到来ですね。8月に入って、また今年も暑い夏がやってきました!

昼間はとても、PC触る気にならないので自然と夜型になります。昼は友達とお茶して、構想を練っていました。

 

さて、RTC を半田付けして配線してソフトウェアをコピペして動かしてみました。

ProMini につけてみました。配線は4本で、2本は電力、2本がデータ通信です。ProMini のA4(SDA) と A5(SCL) がどこにあるのかわからず、ピンをつける前のを見て判明。

promini

とりあえず、こんな感じでPC にシリアル経由でデータを流してみました。

2

シリアル通信に、時が流れて、電源を切って再接続しても、当然ながら時が刻まれています。

1

プログラムソースは以下な感じです。

/*
 Tiny RTC (DS1307) Sample.
 RTClib.h
  --> https://github.com/jcw/rtclib

 JunkHack 2015.07.31(Fri)
 */

#include <Wire.h>    // Wire lib.
#include "RTClib.h"  // need to install the RTClib by jcw

RTC_DS1307 RTC;      // RTC Modul

void setup(void) {

  Wire.begin(); // Initialisiere I2C
  RTC.begin(); // Initialisiere RTC
  Serial.begin(9600);

  // Set SQW/Out signal frequency to 1 Hz.
  RTC.setSqwOutSignal(RTC_DS1307::Frequency_1Hz);

  // Serial mes.
  Serial.print(__DATE__ " " __TIME__); // コンパイルしたときの日時 Aug  1 2015 13:24:48
  Serial.println(" : Tiny RTC DS1307 I2C --- test");

  // RTC にクロックがセットされているか?
  if (! RTC.isrunning()) {

    // コンパイル時の、現在の日付と時刻を設定
    RTC.adjust(DateTime(__DATE__, __TIME__));          // IDE の PC 時刻
    Serial.println("Current time to the RTC");
  }
  else Serial.println("RTCは、すでに実行されています。");
}

void loop(){
  DateTime now=RTC.now(); // Current time geting from RTC
  show_time_and_date(now);  // Print Serial
  delay(1000); // 1 Sec
}

// set week
String get_day_of_week(uint8_t dow){

  String dows="  ";
  switch(dow){
   case 0: dows="Sun"; break;
   case 1: dows="Mon"; break;
   case 2: dows="Tue"; break;
   case 3: dows="Wed"; break;
   case 4: dows="Thu"; break;
   case 5: dows="Fri"; break;
   case 6: dows="Sat"; break;
  }

  return dows;
}

// print date time. ex 2015.07.31(Fri) 23:22:31
void show_time_and_date(DateTime datetime){
  // 2015.07.31(Fri) 
  Serial.print(datetime.year(),DEC);
  Serial.print(".");
  if(datetime.month()<10)Serial.print(0);
  Serial.print(datetime.month(),DEC);
  Serial.print(".");
  if(datetime.day()<10)Serial.print(0);
  Serial.print(datetime.day(),DEC);
  Serial.print("(");
  Serial.print(get_day_of_week(datetime.dayOfWeek()));
  Serial.print(") ");

  // Time 23:22:31
  if(datetime.hour()<10)Serial.print(0);
  Serial.print(datetime.hour(),DEC);
  Serial.print(":");
  if(datetime.minute()<10)Serial.print(0);
  Serial.print(datetime.minute(),DEC);
  Serial.print(":");
  if(datetime.second()<10)Serial.print(0);
  Serial.println(datetime.second(),DEC);
}

実際に動かしてみると、なるほどーという感じで実感が沸きます。時刻はIDE の PC からの時刻をコンパイル時に定数に渡してそれをセットしている感じですので、転送完了までタイムラグがあり、正確にセットするには工夫が必要だとわかりました。

Tiny RTC DS1307 I2C

前からRTC っていうのを触ってみたかったので、モジュールをゲットしてみました。電池付きで140円くらいでゲット。

WIKI

http://www.elecrow.com/wiki/index.php?title=Tiny_RTC

TinyRTC_DS1307

TinyRTC_DS1307b

ちょっと、半田付けして配線する気力がわいてこないので、とりあえずチュートリアルなBLOGを調査。以下がわかりやすそう。

Time and calendar functions with a real time clock module based on the DS1307 and an Arduino

下の画像のトランジスタのシルク印刷の3穴には、DS18B20の温度センサーをつけて温度も取れるようですね。

Tiny RTC DS1307 Real-Time-Clock with an additional temperature sensor DS18B20

こうなると、ちっさなディスプレイに日にちと温度なんか出して遊びたいですね。そうそう、水晶のクロックって日本発なんですってね。古賀カットという、水晶の切り出しによって温度変動が少ない水晶発信子を作った偉人です。

 

この水晶発信子はどこのかはわかりませんが、時を刻んでくれるのでしょうか。楽しみです。

ESP12単体で湿度温度照度のIoTデバイス

前回は、Arduino Nano でDHT22の湿度と、温度をゲットしていました。

 

編集後記

その後、リチウム電池と組みあわせ、IoT デバイスを作った記事がこちら
初めてのIoTデバイス完成

image

 

IoTデバイスとしてデータを投げつけたいので、ESP12、単体でコーディングしました。こんな感じで、前回作成したものに、付け加える感じでとりあえずテスト。

写真 1

 

コードは、以下のようにしました。アクセスポイントや、ThingSpeak の書き込みAPI key などはほどよく書き換えてください。

ポイントは、DHT のライブラリを初期化するときの第3のパラメータで、いろいろ試した結果、15だとうまく値が取れるようです。まだ、この値はよくわかっていませんが、CPU Clock に対応する値のようで、Arduino とかは、16Mhz のはデフォルトで、Arduino Due とか 84mhz は、30 にせよとのこと。

 

この値は、以下のコードを見てみると、ESP01 は 11 で動作するようです。

https://learn.adafruit.com/esp8266-temperature-slash-humidity-webserver/code

// Initialize DHT sensor
// NOTE: For working with a faster than ATmega328p 16 MHz Arduino chip, like an ESP8266,
// you need to increase the threshold for cycle counts considered a 1 or 0.
// You can do this by passing a 3rd parameter for this threshold.  It’s a bit
// of fiddling to find the right value, but in general the faster the CPU the
// higher the value.  The default for a 16mhz AVR is a value of 6.  For an
// Arduino Due that runs at 84mhz a value of 30 works.
// This is for the ESP8266 processor on ESP-01
DHT dht(DHTPIN, DHTTYPE, 11); // 11 works fine for ESP8266

ESP12 では、11 だと値がおかしくなり、15 だとうまく取れました。あと、IDE は、arduino 1.6.4 以上で今回は Hourly Build  を使いました。Boards Manager という機能が加わり、ツールメニューのボードからインストールできます。

手動で入れてもいいんですが、まぁ便利な機能がつきましたね。

http://arduino.esp8266.com/package_esp8266com_index.json

 

/
ESP8266 HTTP get webclient.
ADC Read (ESP12 + Light(CdS GL5528)) + DHT22(AM2302) 1-Wire
https://thingspeak.com/channels/42239
Arduino IDE 1.6.5 Hourly Build 2015/06/12 03:13
esp8266 by ESP8266 Community version 1.6.4-673-g8cd3697
JunkHack 2015.06.15
/

include <ESP8266WiFi.h>

include <DHT.h>

define DHTPIN 4

define DHTTYPE DHT22

DHT dht(DHTPIN, DHTTYPE, 15);

const char ssid = "JunkHack"; const char password = "testtest";

const char* host = "184.106.153.149";

int WiFiConLed = 13;// WEB Connect int WEBconLed = 0; // WiFi Connect

void setup() { dht.begin();

pinMode(WiFiConLed, OUTPUT); pinMode(WEBconLed, OUTPUT); Serial.begin(115200); delay(10);

// We start by connecting to a WiFi network

Serial.println(); Serial.println(); Serial.print("Connecting to "); Serial.println(ssid);

WiFi.begin(ssid, password);

while (WiFi.status() != WL_CONNECTED) { delay(500); Serial.print("."); digitalWrite(WiFiConLed, HIGH); delay(400); digitalWrite(WiFiConLed, LOW); delay(100); }

Serial.println(""); Serial.println("WiFi connected"); Serial.println("IP address: "); Serial.println(WiFi.localIP());

Serial.println("DHT22 AM2302 test!"); }

int value = 0; int count = 0; int adc = 0; float h = 0; float t = 0;

void loop() { delay(10000); // 10 sec ++value;

Serial.print("connecting to "); Serial.println(host);

// Use WiFiClient class to create TCP connections WiFiClient client; const int httpPort = 80; if (!client.connect(host, httpPort)) { Serial.println("connection failed"); return; }

digitalWrite(WEBconLed, HIGH); delay(1000); count += 1;

Serial.print("ADC: "); adc = analogRead(A0); Serial.println(adc);

float h = dht.readHumidity(); float t = dht.readTemperature();

if (isnan(h) || isnan(t) ) { Serial.println("Failed to read from DHT sensor!"); return; }

Serial.print("Humidity: "); Serial.print(h); Serial.print(" %\t"); Serial.print("Temperature: "); Serial.print(t); Serial.println(" *C ");

// We now create a URI for the request String url = "/update?key=33HJNSWFZ8EZAXD6&field1="; url += adc; url += "&field2="; url += h; url += "&field3="; url += t;

Serial.print("Requesting URL: "); Serial.println(url);

// This will send the request to the server client.print(String("GET ") + url + " HTTP/1.1\r\n" + "Host: " + host + "\r\n" + "Connection: close\r\n\r\n"); delay(10);

// Read all the lines of the reply from server and print them to Serial while(client.available()){ String line = client.readStringUntil('\r'); Serial.print(line); }

// Close connection Serial.println(); Serial.println("closing connection"); digitalWrite(WEBconLed, LOW); }

 

データは、とまっているときもあるかもですが、以下で見れます。

 

https://thingspeak.com/channels/42239

 

2015-06-15 1.19.12

 

部屋の温度がそこそこ高いので、実際に温度計を見てみましたところ、ほぼ適正な値でした。部屋暑すぎ。

写真 2

 

これで、明るさ、温度、湿度が取れました。まだ、GPIO Pin があまっているので、気圧や、雨量、風向、風量など取ろうと思えば可能ですね。また、課題となるのは、電源です。結構シビアに電源品質が問われるようで、ぼろい電源だと途中で止まります。

 

あと、sleep mode にして平常時に、パワーを抑えるように制御する必要があります。

 

まだ、課題はありますね。