OPIにFAN をつけると温度はどのくらい下がるか?

aliexpress からFAN と熱シールが届きましたので、OPI に取り付けました。

 

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FAN は2個入り、3M の熱伝道シールは3枚で14mmにカットしてあります。1枚に5x7で35枚でした。

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CPU とメモリ部分にシールを取り付け、簡易的にファンもシールで貼り付け。

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安い割りには、薄いのでこれで十分ですね。実測で、6.87mm です。

ファンを回す前と、回さない前でCPU 温度をmunin で取得しようと以下を設定。

[root@opi 19:43:22 plugins]# pwd
/etc/munin/plugins
[root@opi 19:43:23 plugins]# cat h3_temp 
#!/bin/sh

#%# family=auto
#%# capabilities=autoconf

GETNUM=`/bin/cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp`

if [ "$1" = "autoconf" ]; then
        if [ -n ${GETNUM} ] ; then
                echo yes
                exit 0
        else
                echo no
                exit 0
        fi
fi

if [ "$1" = "config" ]; then
        echo 'graph_title CPU Temp'
        echo 'graph_args -r --lower-limit 0'
        echo 'graph_vlabel Temp'
        echo 'graph_category Apps'
        echo 'total.label CPU0 Temp'
        echo 'total.min 0'
        echo 'total.draw AREA'
        echo 'total.type GAUGE'
        exit 0
fi

echo "total.value $GETNUM";

確認は以下を実行。

[root@opi 19:46:32 plugins]# ./h3_temp autoconf
yes
[root@opi 19:46:37 plugins]# ./h3_temp config
graph_title CPU Temp
graph_args -r --lower-limit 0
graph_vlabel Temp
graph_category Apps
total.label CPU0 Temp
total.min 0
total.draw AREA
total.type GAUGE
[root@opi 19:46:44 plugins]# ./h3_temp 
total.value 57
[root@opi 19:46:52 plugins]# 

で、munin-node を再起動

# systemctl restart munin-node

すると、以下な感じでグラフができます。

h3_temp-day

ファンをつける前のデータをとりあえず記録するため、まだ回していません。結構熱そうですね。70 度くらいになっています。

しばらく、このまま記録をとってからファンを回したいと思います。最初、テストで回していたときは、上のグラフの最初の部分で40 度くらいでした。効果はかなり期待できそうです。

 

参考

muninプラグインを作成

https://www.seeds-std.co.jp/seedsblog/671.html

PT3 到着

PT3 が ドスパラより到着。

10,480円也。PCBの厚みは、1.6mm で金色に光る胴箔部分が綺麗です。

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Rev.A で2012.04.24 のようです。3年前ですか。なかなか息の長い商品ですね。

5 S と T のアンテナ端子。

S    衛星
T    地上

 

4 TOSHIBAのチップ TC90522XBG と、向かい側に見えるのは何でしょうか?

3チューナー部分は銀色のボックスの中にあります。これはモジュール化されているパーツのようですね。シャープのVA4M6JC2103

東芝のICは、このモジュールとつながっているようですので、何か電波の調整をやっているのでしょう。

レギュレータICも大きなのが2つあるようです。200WN3M(PQ200WN3MZPH) ともうひとつは、012ENB1 (PQ012ENB1ZPH)シャープのようです。他にもレギュレータはあって全部シャープのを使っているようです。

2 ALTERA Cyclone IV と書いてありますかね?EP4CGX15BF14C8N

これは横のSDRAMとがっつり、つながっているようです。PCI-EX からのラインがこのICに入っているようです。

インダクタも2つありますね。何かスイッチングして電源を生成しているのかな?

1 これはちょっと作れそうにもありません。仮に作れたとしても中のソフトウェアがわかりません。解析にはかなりの技術と知識が必要でしょう。デジタルの電波の知識が必須となりそうです。

 

PCの中に組み込んだらこうして、基板をみるのもこれが最後になりそう。

テレビを見たければ運動せよ! PT3 をGET

PT3 の存在は前から知っていたのですが、友人のところに遊びにいったらnasune でリモートで録画してあるTED を見せてもらい触発されて思わずポチりました。nasune というのは、nass にTVチューナーが付いて録画できるというもの。

 

Sony

nasne(ナスネ) CECH-ZNR2J

 

お値段は、2万弱くらいで購入できるんですが、出来合いの製品だけに面白さにかけるところがあり、またチューナが1チャンネルなので同時録画はできません。

 

そこで、アースソフトさんがハードとWINDOWS 用のドライバだけ作っている面白い機器が以下。これをポチりました。

 

アースソフト

PT3 仕様

 

ISDB-S 2TS と ISDB-T 2TS の合計 4TS を同時に受信可能です。要するに、衛星デジタル放送用のISDB-S、地上デジタル放送用のISDB-Tがそれぞれ2チャンネルづつ、受信できるという代物。

PT3_img

PC とそれらを受信するソフトウェアやB-CAS カードと読み取るカードリーダなどが必要です。当初はこれらを完全自作しようと思っていましたが、ハードルが高すぎて断念。いつかチャレンジしてみたいお題ではあります。

 

PT3 を活用するには、いろんな手法がありますが、今のところ方針としてOSはLinuxにし、Chinachu というEPG閲覧と、予約+Webストリーミング用のUIを備えたソフトウェアの組み合わせで使ってみようと思います。幸い、入れるマシンは余っているものがあるので、追加投資はHDDくらいです。が、これも使ってみないと自分のライフスタイルでどのくらいの容量が必要かはわかりません。今付いているHDDで事足りるかもしれません。

 

もともと、テレビはほとんど見ませんが、今回はTEDなど面白い番組もやるのでそういうのを予約して視聴するのが目的です。あと、PCに向かいすぎて腰が悪くなので、息抜きを強制的に行うためリビングのTVでごろ寝しながら見て体を休めるという目的もあります。また休めるの反対に鍛えるという目的も盛り込んでも面白いかもしれません。

 

インストールやセットアップなどの情報はごろごろと出るので、困ることはなさそうです。ただ、自分が使うシーンというのが想像できません。とりあえず、箇条書きにしてみます。出来るといいなと思っている要点は以下です。

 

・番組予約はPCからさくさくと簡単にやりたい

・外出先のちょっとした空き時間にみたい

・録画した映像は見たら消す感じ or 古いものは自動的に消えるように

・CMをカットするか飛ばせるといいな。またその逆にCMだけコレクションできるようにしたい。

・i-Phone や タブレットで気軽に見たい

・普段使いはOSXのモニタで見て、ゆっくり見たいときはリビングのTVからも見たい

・寝る前に、タブレットでみたい

・録画したデータは飛んでもいいので、RAID1 や5 などはしない。安さ優先

・PCの電源は録画直前に入り、終了したら消える(スリープとか)ようにしたい

・今作成中のWiFi E-ink に録画した番組を表示できるようにしたい。

・電気代を節約するために、自転車の室内ローラで発電し、電力供給をしたい

trainerlaptop ※イメージですが、まぁこんな感じ

indoor-cycling_0

Indoor Bike Trainer make とかで検索

 

・ローラーの前には体重計があって、載れば自動的に記録される仕組みも作りたい。あと10Kg減量したいのです。

 

こんな工夫が出来れば、テレビが見たければ、運動しなさいというスタイルにできるかもと思っています。座りっぱなしの生活から、少しは運動もでき、そして結果的にTVの情報ソースを今より見れればと思います。

 

このプロジェクトは少しづつ進行していきます。

テレビを見たければ運動せよの、ネーミングを考えないとですね。Running Tv ですかね?

PS1 のフォーマット

ターミナルの書式を設定しようとするとき、毎回忘れてググるのでメモしておこう。

PS1="[\u@\h \W \D{%m/%d} \t]\\$ "

これで、ターミナルは、

[root@pi ~ 07/25 11:32:53]#

となる。日付と時分秒を出してるだけなんですが、何かと実行終了の日時が出るので便利。

NFS Boot に成功した

とりあえず、NFS Boot は本当にできるのか試してみました。結果、できました。
実際やってみると、いろいろとはまるところがありましたが、おおむね以下の手順。忘れないうちにメモしておきます。

▼環境

NFS Server・・・・osx 10.9.5

Boot OS・・・・・ 2015-05-05-raspbian-wheezy

 

▼操作の流れ

・NFS サーバでシェアする用意

・arm 用の img のルートファイルシステムを NFS へコピー(大体は第2パーティションにあり。Fedora とは3番目)

・SDCard の FATフォーマットの boot の cmdline.txt へ nfs boot する設定と、IP の設定

 

▼osx の NFS Server 側

NFSの設定を入れて、nfsd を再起動。操作はroot でやっています。オンラインマニュアルはここ。

—- /etc/exports
/nfs/fedora22 -rw -mapall=root:wheel -network 192.168.1.0 -mask 255.255.255.0

exports ファイルがあればnfsd が起動しますが、手動で操作したい場合は

# nfsd start | stop

NFS で提供しているパスの確認。

# showmount -e localhost
Exports list on localhost:
/nfs/fedora22                       192.168.1.0
::

最初fedora22 入れようとして、失敗して、RASPIAN 入れたので名前があれですが。

それで、boot したい img をコピー。以下は、centos6.x で、osx の NFS をマウントして、rsync しています。centos6はバーチャルボックスでosx を同じネットワークセグメントにいます。

[root@cent66 etc]# df -hT
Filesystem                   Type     Size  Used Avail Use% Mounted on
::
hope.junkhack:/exports       nfs      466G  390G   76G  84% /nfs
hope.junkhack:/nfs/fedora22  nfs      466G  390G   76G  84% /mnt/fedora22

hope.junkhack は名前解決できるようにしてあります。ちなみに、fstab はこんな感じのデフォルト。

—- /etc/fstab
::
hope.junkhack:/exports    /nfs        nfs        defaults    0 0
hope.junkhack:/nfs/fedora22    /mnt/fedora22    nfs        defaults    0 0

で、RASPIAN のイメージをマウント。

[root@cent66 RASPBIAN]# kpartx -av 2015-05-05-raspbian-wheezy.img
add map loop0p1 (253:2): 0 114688 linear /dev/loop0 8192
add map loop0p2 (253:3): 0 6277120 linear /dev/loop0 122880

[root@cent66 RASPBIAN]# mount /dev/mapper/loop0p2 /mnt/raspi/

[root@cent66 RASPBIAN]# df -h
Filesystem                    Size  Used Avail Use% Mounted on
::
hope.junkhack:/exports        466G  388G   78G  84% /nfs
hope.junkhack:/nfs/fedora22   466G  388G   78G  84% /mnt/fedora22
/dev/mapper/loop0p2           3.0G  2.4G  451M  85% /mnt/raspi
[root@cent66 RASPBIAN]#

で、コピー。

[root@cent66 RASPBIAN]# rsync -av /mnt/raspi/ /mnt/fedora22/
sending incremental file list
./
bin/
bin/bash
bin/bunzip2

::

var/spool/cron/crontabs/
var/spool/rsyslog/
var/tmp/

sent 2304687346 bytes  received 1293752 bytes  4274293.05 bytes/sec
total size is 2299569061  speedup is 1.00
[root@cent66 RASPBIAN]#

 

で、NFS でブートするときに fstab の中がそのままだと、SD カードのパーティションをchroot してしまうのでコメントアウト。

[root@cent66 etc]# vim fstab

proc            /proc           proc    defaults          0       0
/dev/mmcblk0p1  /boot           vfat    defaults          0       2
#/dev/mmcblk0p2  /               ext4    defaults,noatime  0       1

NFS側のイメージ展開は以上で終わり。

 

▼Boot するcmdline.txt の中に以下を追加

root=/dev/nfs rootfstype=nfs nfsroot=192.168.1.17:/nfs/fedora22,udp,vers=3,nolock ip=192.168.1.24:192.168.1.17:192.168.1.1:255.255.255.0:rpi:eth0:off

nolock のオプションは必要ないかもしれません。とりあえず、これで動いてはいます。IPのところは以下の書式。

ip=<raspberrypi_ip>:<nfs_server_ip>:<default_gateway>:<mask>:rpi:eth0:off

シリアルコンソールのブートログは、

[    4.638898] smsc95xx 1-1.1:1.0 eth0: link up, 100Mbps, full-duplex, lpa 0xC5E1

[ 4.674857] IP-Config: Complete:

[ 4.680180] device=eth0, hwaddr=b8:27:eb:97:45:fb, ipaddr=192.168.1.24, mask=255.255.255.0, gw=192.168.1.1

[ 4.694694] host=rpi, domain=, nis-domain=(none)

[ 4.701878] bootserver=192.168.1.17, rootserver=192.168.1.17, rootpath=

[ 4.719859] VFS: Mounted root (nfs filesystem) readonly on device 0:14.

[ 4.729328] devtmpfs: mounted

[ 4.735147] Freeing unused kernel memory: 400K (80786000 - 807ea000)

[ 5.132474] random: nonblocking pool is initialized

[ 6.228285] udevd[177]: starting version 175

Raspbian GNU/Linux 7 pi ttyAMA0

pi login:

となっています。

NFS Boot させたあと、uname したら、